「雪を待つ」
僕は明け方の朝日を見ながら必死に景色を描いていた。
手はかじかんでる。
今にも雪が降りそうな寒い朝焼け……
専門学校で作品を提出するために僕は毎日早起きをして描いている。
でも何かが足りない……
何枚描いても何枚描いても……
絵の中に吸い込まれそうな絵を僕は描いたい
でも僕が描く絵は何かが……
眠い……とても眠い……
もう既に描く事しか考えられなくなる
無心で描いていると
痛覚も感覚が無くなっていた
極限状態で描いた僕の作品……
無事最優秀賞することが出来た
タイトル「冬を待つ」
12/15/2023, 8:00:39 PM