とある恋人たちの日常。

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 小さいチャペルに行って色々話をしてきた。
 決めることもあって、すっかり日も沈んでいる。
 
 チャペルを出て駐車場に向かってゆっくり歩いていく。
 行く時に足を取られて転びそうになった恋人に手を差し出した。
 月に照らされた彼女はふわりと微笑んで、手を掴む。
 
 日焼けした俺と違って、色の白い彼女は月の光を浴びて誰よりも綺麗で胸が高鳴った。
 
 
 
おわり
 
 
 
五四九、君を照らす月

11/16/2025, 2:07:35 PM