私の物語

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宝石は海を羨んだ。


「あなたはいいね。色んな場所を見れるから。」

「あなたはいいね。美しい青を持っているから。」

「あなたはいいね。色んな生物に慕われているから。」


宝石は比べた。


比べて、恨んで、自分を貶した。



宝石は知らなかった。——————



海もまた、その唯一無二の輝きを羨望していることを。



2 人は結局知ることはなかった。



自分だけの美しさを。




「ないものねだり」ўциа

3/26/2026, 11:12:16 AM