【ありがとう、ごめんね】
休日のある日。
私はいつものようにブリッジしながら修正液を舐め回していた。
「あっあっあああー。浄化されるぅぅーー」
1人で叫んでいると玄関の呼び鈴が鳴った。
「お届けに参りました。ピザF◯CKです」
どうやら頼んでいたピザが来たようだ。
私はすぐにピザを頬張ったが違和感に気づき吐き出した。
これは、、、
「ピザから修正液の味がする!」
ビターン。
ピザを投げ捨て怒り狂った私はすぐさま店にクレームを入れることにした。
店員「お電話ありがとうございます。ピザF◯CKです」
私はすぐに本題に入った。
「あなたの店のピザから修正液の味がしたんですけどなんの嫌がらせですか?」
するとゴミ店員は反論した。
店員「お客様。失礼ですが修正液を飲みながらピザを食べてませんか?」
意味がわからない。
「そんなアホなことやるわけありませんよ。もしそうなら切腹してやりますよ」
店員「分かりました。では今から人を送るので事実確認が出来たら弁償いたします」
ガチャ。
態度は気に食わないがどうやら返金してくれるようだ。
安心した私はしかしふと机の上を見て青ざめた。
机の上に修正液が山積みになってる。
まずい。これでは私がピザに修正液を入れたようにしか見えない。
事実無根だが誤解を与えないためにも早く隠さなければ。
しかし
「ピザF◯CKの調査官です。」
全身武装した男たちがドアを蹴破って侵入してきた。
電話を切ってから約1分後の出来事である。
調査官は私が修正液を抱きかかえているのを発見するとニヤッと笑い日本刀を構えた。
「事実確認完了。刑を執行する」
「いや。これはその違くて、その、話を、、いぁぁぁーーー」
私は細切れにされた。
─後日
ピザに修正液が混入しているという苦情がピザF◯CKに相次ぎ店は営業停止に追い込まれた。
12/8/2024, 1:05:39 PM