#やわらかな光 #詩 #ポエム
足を滑らせて落っこちた先にも、光は拡がっている。
人は悲しみの渦の中でも、光に包まれている。
生きている限り、無傷ではいられない。
汚いものでも綺麗なものでも、美しいと感じる、その一瞬があれば人生を続けられる。
誰かに優しくされた記憶だけでいい。
私たちは、とても儚く脆い足で、かろうじて立っているだけなのかもしれない。
それでも倒れはしないだろう。
私たちの上には、やわらかな光が降り注いでいるのだから。
10/16/2023, 12:14:41 PM