ALOS_0.5

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思い返すとその日はいつもサラッと晴れていた
一生懸命、泣くのに耐えているとき
空は必ず青いのだ

もう二度と会えないという時に限って
毎回、晴天のもとで見送った
見送られる側がそう望んでいたかのように

そしてしばらく経ち、少し落ち着いて
やっと泣けた日に限って雨垂れの音が
無性に気になるのだ



: 雨音に包まれて

6/11/2025, 2:11:13 PM