旅舟

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詩『星空の下で』


四月の上旬の夜は
まだ少し肌寒くて
変わりゆくこの町は
遅いさくらを散らしてる

親戚の伯父さんの訃報
友だちの転勤
変わらなきゃって、思うけど
僕は今が、好きだった

見上げれば
永遠のような光のつぶがある
10年後も100年後も
僕らを見ているのだろう 
あなたに急に会いたくなってくる
変わらぬ夢、変わらぬ愛
見上げりゃ必ずそこにある
そう願って、寝転んだ
星空の下で


4/5/2024, 7:16:34 PM