徒然なるままにかく語りき

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束の間の休息

 慌ただしい毎日を生き甲斐に感じる人は少なくないだろう。私もそのうちの1人である。なにか予定がないと落ち着かない。考えたり、行動していることが、自分にとって価値あることだ。などなど、このような気持ちがいつも込み上げてならない。
 しかしどうだろうか。慌ただしい日々やなにか気持ちが落ち着かない日々、そんな時こそ束の間の休息を大切にすべきであると、沸々と込み上げてくるのは私だけだろうか。まさに束の間だ。少しだけ心を無にし、何も考えない。そんな時間があっても良いではないか。長時間打ち込むことは決して悪いことではない。しかし、思考は固まり、多面的なものの捉え方ができなくなる可能性も無きにしも非ず。そんな時こそ休息だ。ヒートアップした脳をクールダウンし、柔軟さを取り戻す。これこそまさに効率的な思考だと私は思う。

10/8/2022, 4:28:22 PM