テーマ:夢と現実
ポッ、と辺り一面明るくなるのがわかり、まわりは美しいと思うほど寛大な神社があり、まわりの樹々を見ながら、麗しき神社に近づいていく。
ヒョコンッ、、そんな音が聞こえてきた気がして、あたりを見渡すと、かわいいシルエットのうさぎが自分の足元に引っ付いているのがわかったとたんになぜか私は、母性?とやらを刺激されたのかはわからないが気づけばうさぎを抱き上げていた。
うさぎをだき抱えたまま神社に近づき続けてみるとうさぎ以外にも干支の動物たちが私を待っていた
「…?干支?
どうして、干支の動物がいるの?」
「それはね、えり…。キミが悩んでいることを解決してあげようという神様の情があったからさ!
ぼくはうさぎのラビット。よろしくね」
急にうさぎの…ラビット?が喋りだしておどろくがその暇もなく、動物たちに導かれ、しずかで素敵な森の中に入ってしまった。
他にも、フクロウや、リス…色々な動物がいた
「…ねえねえ、皆は私の悩みを解決してくれるんだよね…?なら、なんで森の中にいるの…?」
不意にそう聞くと、ニコ…と皆は笑う
「なんで森の中にいるか…それは、崖近くにいけばぜ~~~ったいにわかるよ!きっとね!」
しゃべれる動物たちに崖はこっちだよ、崖はこっちだよ…と導かれているうちに、崖についていた。崖には、きらきらと星が光る夜空を見ているのか、空を見ている成人していそうな女性がいた
「っあ、あの…っ!」
そう緊張しながらもいうと、ゆうっくりと夜空から視線を外してこちらを向くその女性。
「…あら、えりじゃない。
喋る動物たちとの冒険は楽しかったかしら?」
なんで名前を__________…?
「ああ、、名前をなんで知ってるか?それはね…?あたしが貴方の未来の…」
未来の、なに?
__________暗転…_________
「…?あれ、カナ……?」
「あら、えり。起きたのね。おはよう…」
目の前にいるのは私の恋人のカナ
むくっ、と起き上がると、走るのは鋭い頭痛。
「い“た“…!?」
「あら大丈夫?夢でも見たのかしらね…」
頭痛は夢を見たらなるの?
そんな疑問をぶつけると、ぼそり、、、とカナは「あら…間違えちゃったわね…ごめんなさいね?」と、余裕のありそうな表情だった。
窓から見える夜空を見て、あっ、、星をみたいな。と無意識でつぶやくと、見に行きましょうよ??とカナがいってくれたので夜空を見に行く。
そこで、カナに言おうと思う
実は、私が元々はカナのストーカーであって、レズビアンでもなんでも無いということを…
短編·終
12/4/2022, 1:08:13 PM