つらいつらい翼はいつも僕の中にある。
いつ青空に迎えるだろうか。いつ太陽に声を荒らげることが出来るのだろうか。
僕はいつの日かと、常に心躍らせている。
小さな遊具と遊んだ時、少しキーンと冷えたジュースを目一杯飲んだ時、先生の怒られた時、いつだって僕らは待ち続けている。
僕はいつしか私になった。
青空はいつしか天気になった。ジュースは酒に、先生はいなくなった。
私は変わらない。いつだってあの憧憬に興奮していたから。澄んだ空気に日焼けなんか知るかと大空に言ってやるのだ。
私は変わらない。きっといつまでも。
11/11/2024, 3:15:20 PM