私はあなたが好きじゃなかった。
嫌いでもなかった。
あなたとの間にはすっかり亀裂ができてしまったけど、今もずっと憎たらしいと思っているけど
あなたには幸せになって欲しいのです。
そうじゃないと許さない。
たった一度の喧嘩から、あなたへの信頼の糸はプッツリと切れてしまった。
それからは、あなたと居ることが苦痛で苦痛で仕方なかった。それなのに、あなたは何も気づいていない。
自分だけすっかり忘れて、勝手にも程があると強く思った。
あなたからは何にも教えてくれないのに、分かれ だなんて無理に決まってるじゃん!
どうしてこちらへ歩んでくれなかったの?
私からの言葉なんて聞いてもくれないし。
たくさんの積み重ねでとうとう糸は重さに耐えられなくなって、大きな音を立てて切れたのに。
あなたは自分が何を言ったかも忘れて、ヘラヘラと話しかけてくる。
こんなにあなたが憎らしいのに、許せないのに、
それでも幸せを願うのは、あなたが家族だからでしょうか。今まで一緒に居たからでしょうか。
私はもう、わからないのです。
振り回されっぱなしの私は、ずっと目が回って仕方がないよ。お姉ちゃん。
3/26/2024, 4:48:06 AM