とあるほんまる

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読みかけの本を思い出した。
君がオススメしたたぬきやら妖怪が出てくる現代ファンタジーの小説。重なった任務や雑務、更には盆に合わさりぞろぞろとお出まししたお客様ども。
お前と僕たちが同じならば、ものは物らしく人間に使われ愛せよ乙女、小さな幸せよ、僕らに降りかかれと密かに思うのが本能ではないか。
…こいつも、いつかこうしてお盆の時期に大目玉と一緒に僕と戦う日がいつか来てしまうのだろうか、それは、困ったな、君が折ってくれた折り紙の桔梗はそっとまだ、本に挟んだままにしておく。

8/17/2024, 1:57:36 PM