歴史に名を残すような、コンマ数パーセントの人間にはきっとなれない。
誰かの記憶には残るだろうけれど、その誰かが後世、果ては末代まで自分のことを言い伝えてくれるような確証は無い。
だからきっと、いつか誰の記憶からも自分は消えてしまうのだろう。
けれど、今を生きる自分が誰かの人生の一部になって、そうして影響を与えたことで生まれる、『自分が生きたことで出来上がった未来』というものは、きっと、確かに存在するはずだと思う。
それを生きる理由と言うには、少し頼りなくて、不安定すぎて、支えにすらならないかもしれないけれど。
でも、この世界に生まれてしまった以上、どのみち自分は死ぬまで生きるしかないのだから、「そうなればいいなぁ」とか軽く思いつつ、どうせなら自分らしく今を生きようと思う。
7/20/2025, 10:26:02 AM