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雪…

雪が降る表現は、とても多い。
正月に降る雪を三白という。
私の好きな雪は、泡のように溶けやすい雪、淡雪。
粉のようにサラサラとした雪、粉雪。
細かい雪、細雪。
灰のように舞いながら降る雪、灰雪。
雪片が綿のように大きな雪、綿雪。
名前の可愛い、花弁雪、牡丹雪。

見た状態や景色と合わせて名付けられたのだろ
うか。一体、誰が?…
どれも、とても素敵。

木の枝から雪が滑り落ちることを垂雪という。
雪の別名というのもある。
銀花、青女、不香の花、深雪、六出、雪の花、六花、六華。

今日の雪はどれに該当する雪かな。
耳慣れしているのは、初雪や名残雪。

その冬の最後に降る雪を…忘れ雪というそうだ。
まだまだこれからもっと降り積もる雪。
春が待ち遠しいけれど、寝静まった夜に音もなくシンシンと降る雪が外を明るく照らす。
その雪あかりは、なかなか素敵だ。

外灯の下を真面目に空から振り降ろしていく夜中の雪。
明日はどれくらい積もるのか…。
ドキドキわくわくしながら、朝を待とうか。




*読んで下さり ありがとうございます*

1/7/2024, 11:25:41 AM