臨時班長

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私は檻から飛び立ちたい

中学生になってから勉強が楽しくなくなった。
小学生の時は楽しかった、言えばと嘘になるが、苦痛ではなかった。 
まるで、檻に閉じ込められたみたいだ。『勉強』という名の檻に。逃げたくても『将来』というやつがその鍵を持っている。
それでも、
「檻から出て、自由に飛びたい」と、願う。
―――今日も気の向くままに飛んでいる鳥の         
   ように。

<鳥のように>
   

8/21/2022, 2:06:21 PM