NoName

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別れ際に
あなたに拒絶され、全てに絶望を感じた
真っ暗闇の底のないどこかに堕ちいくような…
色あざかな世界が白黒に塗りつぶされるかのような…
全ての音が遠のき、もう何も聞こえない…
もうその場にとどまること自体が辛くなった。
部屋を出ようと歩みを始めた時、
不意に、振り返り、
一言「さようなら」。
また歩みを進めようとすると
突如後ろから温かいものに包まれる。
それがあなたの腕の中だと理解すると小さく
「ごめん。」

9/28/2023, 4:32:14 PM