『一筋の光』あの日、僕に一筋の光が見えた。君が手を差し伸べて、一緒に行こう、と言っただけ。ただ、それだけで僕にとって一筋の光となったのだ。でも、君はもういない。なら、僕がまた誰かに、そしてその誰かがまたさらに誰かにそうやって光を与え続けられたら。なんて考えていた。実際はそんなことはない。どうせ3人目くらいで忘れてしまうんだ。でも、それでいいじゃないか。僕が僕であるために、私が君であるために誰かに光を与え続けるのだ。
11/5/2024, 1:42:48 PM