「ページをめくる」
読みかけの本のページをめくる。
この話の次はどうなってるの?
ストーリーが面白いと、途中で止める事が出来なくなって、翌日の寝不足覚悟で一気に読んでしまう。
でも、読み終わっちゃうのが惜しい気もして、楽しみを次の日に取っておこうか、とも思う。
早く読みたい気持ちと、読むのが勿体ない気持が拮抗して、自分の中で戦ってる。
本って凄いな、って思う。
学術書とかは別として、一般的な小説とかエッセイだと、楽しめる時間から考えると凄く安価で、しかも何度か読み返す事で違う解釈が出来たりする事もあって。
非常にコスパに優れてると思う。
しかも、ちょっとした雑学や知識も身につけられる。
本に書かれた一言が人生の指針になったり、力づけられる事もある。
その一言に、救われる事もある。
最近では電子書籍も増えたけど、やっぱり私は昔ながらの紙の本が好き。
画面をスライドする流れるような動きでは得られない、ページをめくる時のあの少しもどかしい感じが好き。
でも、段々と年をとって、紙やビニールがめくりづらくなってきた現実があるから、それを感じた時はちょっと悲しい……
9/2/2025, 12:16:09 PM