大人びていると言われ続けていた幼少期を過ごしてきた私は、大人になって自分の好みが子ども染みていると気がついてしまった。
不思議なもので、当時は大人びていると言われて喜んでいたし好みもそれに沿うように子どもらしいものは身につけてなかったように思う。
だからこそ、尚更周りは私を大人びていると評価したのだろう。
しかし、今はなぜか子ども向け番組をワクワクして観ているし、ぬいぐるみでベッド周りはいっぱいである。
これを昔馴染みの友人たちに見られるのにはとても抵抗があるのだ。
だからこれは私の小さな城に留めておく。
家の中でくらい、胸を高鳴らせるものたちに囲まれていたい。
これが私の生きる術なのだ。
#胸が高鳴る
3/19/2024, 3:30:58 PM