Niitoni0

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【届かぬ想い】

『君センスあるね』
「...あざす」
サックスバカの先輩に一目惚れして猛アタック中の俺。帰りのバス待ちで気になって話しかけたら一生サックスの話をされた。今もバス待ちの時はずっと話聞いてる。好きな人に熱心に話されたら興味を持ってしまい、吹奏楽部に入った初日の話。
『いやほんとに。初日でここまでできてたら上々だよ』
「先輩のうんちくを毎日聞いてますからね。頭に入ってはいました」
好きな人に褒められると気分が良い
『知識だけでどうにかなるもんじゃないよ。是非サックスに来て欲しいな』
「一応第一はサックスの予定です。」
『おぉ!それは嬉しい。私の元でビシバシ鍛えてあげる』
「はは...お手柔らかに...」
『そろそろ時間だね。他の楽器も見てきてね。』
『ありがとうございました』
なんか顔が熱いし赤面してる気がする。恥ずかしいので足早に教室を出ようとすると
♪♪〜〜♪♪〜〜♪
先輩がサックスを吹いた。
その力強いのに優しい音がなる方に視線を向けると
可愛らしい見た目の先輩の凛とした表情に魅力されてしまった
「先輩...好きです」
丁度音が止んだ。と同時血の気が引いた。思わず吐露してしまった
『君もか!』
先輩が勢い良く近づいてきた。頭が真っ白になって何も考えられない
『やっぱり君はセンスが良い!やっぱりサックスかっこいいよな!今の部分の課題曲のソロパートで...』
「あ...ほんとにかっこよかったです」
今ので無理なら無理かもしれない

4/15/2026, 11:29:04 AM