自分の目の前にまだ歩いたことのない道がある。その道を歩く為の一歩が出ない。「恐い」と思う自分と「興味」があるという自分が半々にある。恐い、歩きたい、恐い、歩いていきたい…
「おいで、一緒に行こう」
誰かが手を差し伸べてくれた。でも、その差し伸べてくれた手を握るのも恐くなった。どうしよう…
「大丈夫。さぁ、行こう」
もう、自棄 (やけ)だった。勇気を振り絞って手を伸ばした。触れた手は温かかった。恐がっていたのが嘘のように薄れていき、手を差し伸べてくれた人と一緒に歩き出した。これから何が待っている?
6/27/2025, 12:51:16 PM