おれおれだれ

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優美に鳴り響く鐘が、若人らに時を告げる。茜さす肌がふと目に留まり、手首にある柔らかな光沢を持つ文字盤に目を向ける。時刻は16時。学校に用がない良い子は家に帰る時間だ。退屈を逃れるために風の流れに身を任せ、かの鐘の音に合わせるようおもむろに足を動かす。じわじわと染まりゆく空に時折足を止め味わいつつ、聞き耳を立てる。
「でも、本当らしいよ?」
「そう。そこまで喋るなんて珍しいわ。そんなに信じてるの?」
「そう思う?」
「……。」
「っふふ」
「楽しむのはいいけど、私をまきこまないでよね。」
「ごめんって〜!」
「早く帰るよ。」



書き終わんない。眠たい。いつになるか分からないけどいつか続き書く。おやすみ

お題 静かなる森へ

5/10/2025, 1:33:00 PM