閉ざされた日記
地下にある、俺しか入れない部屋。
そこには、ある日記がある。
しかし鍵がかかっていて、見ることが出来ない。
閉ざされた日記は、今日も変わらずそこにある
「…なぁ、どうやったら開くんやろな?この鍵は。」
使用人である君に聞けば
『……存じ上げません。』
なんて、秘密を知ってそうな口調で答えるから
もっと、知りたくなっちゃうよ?君のことが
「…嘘下手やなぁ、
……なぁ、この日記には何が隠されてるん?」
『……あなたの、秘密です。』
そう初めて応えてくれた君の顔は、
不気味だった
1/18/2024, 3:21:40 PM