『寂しさ』触れていた唇を離すとき。抱き合っていた体を離すとき。繋いでいた手を離すとき。あなたとの楽しい時間はたくさんあったのに思い出せるのは寂しさを感じたときばかり。あなたともう会えなくなってから寂しさというものがなにかで埋められるものではなく、心にできた傷のようなものだと思うようになった。私の傷はまだかさぶただ。いつか傷痕に愛おしく触れて笑えるようになる日が来るのだろうか。
12/20/2023, 3:33:53 AM