※長文失礼します。
ひかりとはるきとあやな。
この私を含めた3人は保育園からの腐れ縁で
みんな同じ小中高に入学した。
現在は高校2年生の冬。12月25日。
このクリスマスの日を身も心も凍るような時を
過ごそうとは誰も考えもしなかった。
いつもの3人の集合場所である恵比寿ガーデンプレイス時計広場で待ち合わせをしていた。
集合時間より早く着き、近くに飾られている
クリスマスツリーやイルミネーション、
目の前を過ぎていく恋人達を眺めながら
はるきとあやなを待っていた。
するとあ「ひかりーー!お待たせーーーー!」と
後ろから声が聞こえてふと振り向くとそこには
はるきとあやなが立っていた。
ひ「ヤッホー!お!2人とも一緒だったんだ」
と言った後に3人でイルミネーションの会場へと
出発した。
イルミネーションの経路を順番ずつ進んだ。
するとはるきがお手洗いに行くとの事であやなと
二人っきりになった。
そこで私は予想もしなかった言葉を
耳にするのだった。
あ「あのね、、、ひかり、、。私、
はるきの事好きなんだ」
え、、、、。
その言葉を聞いた瞬間私は固まった。
あ「言おう言おうと思ってたんだけどね、
なかなか言い出せなくて。でも、今日3人で遊ぼうとひかりが機会を作って誘ってくれたから
クリスマスのこの日にひかりとはるきに
この想い伝えようと思って。」
え、、、うそでしょ、、、、。
そんな、、。
あ「ひかり?どうした?聞いてる?」
ひ「あ、ごめん、い、いきなりだったから
驚いていただけ!そう。そうなんだね!
え!いつから好きなの?」
あ「えっとね、体育祭の日足捻挫しちゃったじゃん?その時真っ先にはるきが駆けつけてくれて保健室までおんぶして運んでくれた時はるきの優しさに
ドキッてきて今思えばその時からなのかな。」
とあやなの話を聞き終えた後はるきが戻ってきた。
は「よっ!!え、何2人で何話してたんだよ」
あ「絶対教えてやらない!
な~いしょ!ね!ひかり!!」
ひ「う、うん!あんたに関係ない事だから」
うそつき…。めちゃめちゃ関係あることなのに。
何いってるの私。。。
は「なんだよ!気になるんだけど。まいっか!次行こうぜほら」
と言い先に1人で次のイルミネーションの所に向かい走っていった。
あ「あ!もう!また勝手に走っていくw」
ひ「あやな、さっきの話だけど。想い伝えてみたら
どうかな。言わないで後悔するより言ってスッキリした方が私は良いと思う。
ほらあいつあんな性格だけど結構昔から顔だけは良かったから女子にモテモテでw,だから他の女性に取られる前に気持ちぶつけた方が良いよ!
今日本当にいいチャンスだよ。」
あ「そうだよね…気持ちハッキリ伝えるべきだよね」
は「そうだよ!」
あ「ありがとう!ひかり!
ちょっと言う勇気が湧いてきた」
すると
向こうからはるきが走って戻ってきた。
は「おい、お前らまだそこにいたのかよ。
ほら早く行こうぜ」
あ「もうお前ら呼びするのやめてもらって
良いですか?ちゃんと名前あるんで」
と2人が仲良さげに話してる姿をみて
物凄く心が痛んだ。
え、、、なにこの痛み…。
は「おい!ひかりどうした?ぼーとして体調悪いのか」
と言った後にはるきが心配した顔で私に近づき
はるきの手が私のおでこに伸ばしていた。
ひ「…や、やさしくしないで。。。」
と涙声になりつつ私がそう言い手を振り払い
後ずさりした。
ちょっと間があり
ひ「あ、ごめん!あやなちょっと急にお腹痛くなっちゃって。今日もう帰るねホントゴメン!」
とあやなに向かって言った後にはるきの顔を見ずに
家へと向かった。
そっか、、、。あやな。はるきの事好きだったんだ。
2人ともムードメーカーだし誰にだって優しいしお似合いの2人だよ。。。
それに比べて…。私なんか地味だし、暗いし。
何の取り柄もないじゃん。
告白上手くいって欲しいな
ホントに
そう思ってるのに
なんで涙止まらないの
どうして胸の痛み続いてるの
はるきの顔がずっと頭に浮かんでる
そっか。私も好きだったのかはるきのこと
もうホント自分の気持ちに
気付くのが遅すぎるんだよ。。。
高校2年の冬クリスマスの日。
私は人生初の失恋をした。
追伸
凄く長くなりました。
なんか1つの作品が出来あがりそうです。
ドキドキする展開……!
結ばれるのはどっちか!
この続きのストーリーは
読んでくれたあなたの想像にお任せします!
が!しかし!
この続きをどうしても主に
作って欲しいと思う方が居て頂ければ
物語の続きを作りたいと思います!
少しでもいいなと思った方は
いいねお待ちしております!
6/4/2024, 1:26:49 AM