一人の少年が、墓の前で手を合わす。感謝や報告を心の中で済ませ、穏やかな顔で墓を見つめる。遠くから、自身の名を呼ぶ声が聞こえる。そちらの方を振り向き、親友達の顔を見た後、また墓に視線を移す。別れのように、軽くお辞儀をし、親友達の元へ向かう。空には、ハッピーエンドのような、秋晴れが広がっていた。お題『秋晴れ』
10/18/2023, 1:25:15 PM