Lacryma

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近くで貴方を感じられるだけでいいはずだった

例えこの手が届かなくても、貴方の暖かさを感じるだけで

私の心は陽だまりに包まれた小さい花のように

誰にも気づかれずとも強い意志を持って生きていけた

けれど、いつしか貴方の姿を見なくなって

その不安がどんどん広がって、何も考えられなくなって

曇天と降りしきる雨の憂鬱さに飲み込まれてしまった

どうして貴方を見つけてしまったのだろう

この広い世界で、どうして貴方だけの瞳が、体温が

こんなにも私の心を締めつけるのだろう

太陽のような輝きを持つ貴方は、その光で世界を照らして

だけど私は

影から貴方の温度を感じることしかできなかった

私は貴方の何者にもなれなかったのに

傲慢なこの心はずっと叫び続けている

愛しているの、どうか私の心に気づいて

そんなこと、今まで伝えようともしなかったくせに

貴方が消えてしまっては、もう全て遅いのに

2/22/2026, 3:16:35 PM