結城斗永

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夢見る高校生を応援する就活マガジン『夢のチカラ』

◆巻頭インタビュー『仕事の裏側教えてください!』
王国の都市をつなぐ『虹の橋』は、人々の暮らしに欠かせないライフライン。その裏で、橋を生み出し支える専門職「虹の橋梁技士」が日々活躍しています。
今回は、主任技士のグレイ・エルデンさんにお話を伺いました。

インタビュアー(以下I):本日はありがとうございます。まず、『虹の橋梁技士』というお仕事について、簡単に教えていただけますか?

グレイ氏(以下G):こちらこそよろしくお願いします。『虹の橋』は、人々が渡っても崩れないだけの強度を持っていなければなりません。しかし、自然に現れるだけでは不安定なんです。なので、我々橋梁技士は、『精霊との契約』によって七色の魔力を束ね、安定した橋を建設しているのです。言わば、『虹を支える』力と言ってもいいでしょう。

I:なるほど。高校生の読者には『虹を支える』という響きにとても夢がありますね。

G:ええ。特に若い世代は、とても澄んだ心を持っています。そうした力が、橋を作るうえではとても重要なんですよ。

I:では、グレイさんが技士を目指したきっかけは?

G:子どものころ、虹の橋を渡りながら、人々が安心に満ちた表情をしていることに気づきました。そして、それを支えているのが、この虹の橋だと感じたんです。あの人々の笑顔を守るために、自分がその支えの一員になれる。そんなすばらしい職業だと言う確信があったんだと思います。

I:人々の支えになれる素敵なお仕事ですね。では実際に橋を作る際、どんな手順があるのでしょうか?

G:空気中を漂う『水精粒子』に『聖なる光』がぶつかることで虹が出来上がるのですが、それだけでは安定せず、人が足をかけた途端に虹は消えてしまいます。安定した『橋』にするためには、まず光の精霊との契約が必要です。精霊は、新鮮な命のきらめきを力の源にしていますので、私たちはそのきらめきを捧げることで、聖霊の魔力を貸していただくんです。

I:新鮮な命のきらめき……まさに高校生たちが溢れるほど持っているパワーですね。

G:(微笑み)そう、君たちが持っている心のきらめきはまっすぐで、濁りがない。その純粋な心こそが、強く美しく橋をつくるんです。君たちがこの都市のインフラの担い手として最も適した存在なんです。

I:やりがいを感じる瞬間は?

G:やはり、虹の橋を渡る人々の笑顔を見るときですね。大変なことも多い仕事ですが、自分のすべてを捧げて得られる対価としては、それに勝る喜びがあります。

I:最後に、読者である高校生にメッセージをお願いします。

G:虹の橋梁技士は未来を築く仕事です。もし少しでも興味を持ったなら、ぜひ養成校の説明会に足を運んでください。高校生の今こそ、もっとも輝く時期。君のきらめきが、きっと将来虹の橋を支えることになるでしょう。

I:本日はありがとうございました。

G:こちらこそ。いい記事になることを祈っています。
 
◆インターン生の声 
※実際に職場体験を行った高校生の声をお届けする予定でしたが、事情により、掲載を見合わせていただきます。

◆編集後記
今回は、虹の橋梁技士の裏側を取材しました!
未来のインフラを支える大切なお仕事。
王国は若い力を必要としています。
未経験でも大丈夫。光の精霊に気に入っていただけるよう、専任技士がしっかりサポートします。
気になった高校生諸君は、ぜひ職場体験に応募してみましょう。

#虹の架け橋

9/21/2025, 3:22:17 PM