contradiction

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題名:記憶のランタン

君の記憶の映画が流れる。
この映画館にいるのは私だけ。
日々が過ぎて、置いてけぼり。
本当、理不尽だなって思った。

焦点が合わない。目の前真っ暗。
もう、映画は終わったのかな?

違う。私が立ち直れないせいだ。君がいない世界に、耐えられなくて、現実逃避をしているだけで。

また映画は流れた。
君の好きな食べ物に、好きな色、趣味が溢れて抱えきれなくて。

前を向けたら、ポジティブになれたら、どれだけ世界は明るいでしょうか?

私は知らない。
未来を知らない。
だから将来を考えるのは無駄遣いじゃないか。

それは違う。
君は止めた。
夢と生きがいは似ているものと教えて。

君はいない。
どこにもいない。

理由も居場所も気持ちも何もかも知らない。

灯りが灯って、この暗闇を進んで、君以外の生きがいを探す。

ランタンの灯りが、一斉についた。

綺麗だねって問うのはやはり君でした。

そして見据えた、その未来を、受け入れた自分は勇気があるでしょう。

すごいね。
ありがとう。

やはり、問うのは、君で、

映画は終わった。
映画館から出た。
世界は明るかった。
同時に怖かった。
仕方がなかった。
決められた運命だから。

雲に、綺麗な虹が架かる。

綺麗だね

11/18/2025, 12:09:23 PM