3rd★LIFE

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『もう一つの物語』

私は「もしも◯◯だったら」
という「もしも」がきらいだ

「もしも」
という言葉には希望が隠れているからだろう
過干渉の毒親に育つと
自分の中から希望など見いだせない人間になる

大人でしょう?
もう親は関係ないんだから!
って医師も大抵の大人は言う

けれど…
複雑に絡まった障害を持つ私には
それは容易ではない

『もう一つの物語』が
私のきらいな「もしも」今後、
生まれることがあるとするならば…
希望を持つことが出来るのかもしれない

が…
平均寿命を半分を超えた私
そして
双極性障害の人は平均寿命が7年ほど短いらしい
薬の副作用で合併症で臓器を痛める
そもそも自殺リスクは高いためだ
なら
私はあと30年生きられるかさえ、わからない

この30年で『もう一つの物語』を
本当に作れるだろうか?

孤独には慣れている
だから、孤独死も別にこわくない
先祖のお墓にも入りたくない
死んでまで関わるのはゴメンだ

残りの10年になってもいい
1年でもいい
夫と離婚が成立し
我が子の成長を最後まで見届けたい
親と姉を捨て、身内と縁を切った
今の私の望みは
それだけなのに…
双極性障害の私が自立して生きていける社会は
容易くはない

子ども塾のために借金をし債務整理した私は
生活保護は受けられない
一般就労も難しいと医師に言われている私は…
今後も…
モラハラ夫に耐え、家政婦として生きるのが
精一杯なのかもしれない

毒親ではなく
双極性障害じゃない
そんな私の『もう一つの物語』があるとするのならば
誰か教えて欲しい…

私は
何に希望を見いだし
生きていけばいいのだ?

子育ても終盤だ…
何を…
何をよろこびにすれば良いのだろう?

今日もまたそんなとてつもない「空虚感」に
苛まれて手首に傷を増やす…
だんだん痛みがね
感じなくなるんだ
だから、浅かった傷も深く刻まれる

私の『もう一つの物語』は
いつから始まるのかな?
始まるといいなぁ…

10/30/2024, 2:52:32 AM