あなたに出会う前に
あなたが私の手の中で
息を引き取る夢を見た
それはあまりに現実で
夢とはとうてい思えず
私は必死で名前を呼んだ
泣き叫ぶ声はどこへ向けてなのか
夢であってくれ
夢であってくれ
きつく抱きしめながら
声を枯らした
生きてくれればいい
生きてくれればいい
雫をぬぐいもせず
肩を揺らした
神様
お願い
そう何度も何度も声を絞り出した
目が覚めた
それは夢だった
本当に夢だった
夢でよかったぁぁぁぁぁぁ
うごめきながら
声を漏らした
その息子も
中学で不登校になった
普通の道ではないけれど
あの時に神様に約束した
生きてさえいればいい
その言葉は私を幸せにした
ただ 君だけ 生きてさえいれば
ただ 君だけ 生きてさえいれば
いい
5/12/2025, 12:48:53 PM