突然の君の訪問。君と喧嘩した日から何日もの日が過ぎていた。些細なことから発生した喧嘩。僕は何も言えずに、君を手放そうとまでしてしまったのに。突然の君の訪問。君の姿は以前とはだいぶ変わっていた。新しい人ができたのか。僕はもう暇なされてしまったのか。君が差し出した右手には、僕たちがいつも買っていたケーキ屋さんの袋。今日は僕の誕生日。君ほど優しい女性は知らない。僕ももう君を手放そうなんて思ったりしないよ。
8/28/2023, 1:26:05 PM