深夜2時、ほどだろうか。私はふと目を覚ます寝落ちしていたのだろうか、電気代が高騰する中で煌々と光っている明かり。鳴り止まない通知の音私はそれら全てが鬱陶しくなり電気を消し、スマホをサイレントモードにする
そして重い瞼でベランダに目をやりそこへフラフラと向かった。窓辺に立った時視界が一瞬グラっとなった。
窓枠にもたれかかりながら私は外の景色を見る
そこにあったのは
満面の夜空だった。星々は眩い光を纏った宝石の様で、それを一層映えさせる群青と漆黒のグラデーション
昔は見れなかったこの輝きを私はこうやって見ることが出来て。
あの時生きるのを諦めないで、良かったー……
7/2/2023, 7:33:15 AM