花畑に行くと私は昔を思い出すシロツメクサの花をひとつひとつ丁寧に紡いでいく完成した冠を隣で笑う君に渡す「末永くよろしく」そんな想いを込めて長年連れ添ってきた君は今、私の手を握っていた目には涙を浮かべ必死に語りかけてくる私は君の頭に手を伸ばし、幻の冠を乗せた「今までありがとう」そう最後にささやいた
9/17/2024, 3:41:01 PM