誘喜

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 背中を追いかける、とはよく云う。自分より実力が上の人に追いつけるようにするという意味だろう。走っているとき、自分の前の人の背中が見えるからだ。
 僕にも追いかけるべき背中がある。小さい頃からしていた水泳でも、ミニバスも、卓球もいつもチームで2,3番手で、絶対に自分より強い人がいた。1番になったことは、ほぼない(ちょっとはあった)。それを悲観してはいけない。追いかけるべき背中があるというのはとても幸せなことだと思う。1番はずっと孤独で走らなければならない。
 貴方にライバルはいますか。格上はいますか。もしもいるのだとしたら、言ってやりましょう。君の背中、絶対に追い越すから、と。

2/9/2025, 10:08:33 AM