NONOZATO

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題名→ワタシの夢  名前→春
これを読んでいる貴方はきっと1度は夢というものを見たことがあるだろう。
その中で自分にとっては最悪な夢を見たことはないだろうか。
この話は僕が見た夢の話をしよう。

夢の中
俺は目を覚めると病室にいた。
「春さん〜、あ、目が覚めたんですね。夕食はここ置いときますね」
冷たい態度を取られた。そりゃそうだ、意味もなく僕はここにいる。
「え、、、なんで僕、病院なんかにいるんだろ?」
〜1日前〜
「おはよう〜」
「あれ?、」
知らない子に声をかけられた。
「君って男の子?、女の子?」
私は髪の毛が短く、自分のことも、僕と言う。
「全然男の子じゃないよ。女の子!」
「へぇ〜、見間違えちゃった!、ごめんね!」
「ううん、大丈夫」
男の子に見間違われたのは、初めてのことだった。
「まぁ、春ちゃん女の子か男の子かで言ったら男の子に近いもんね。」
「そうかな?」
「そうだよ」
中休み
「春ちゃん!外行こ!」
友達が誘ってくれた。
「いいよ!行こ!」
階段を降りてる途中、僕は階段を踏み外して落ちてしまった。
そこからの記憶はあまりない。

「そっか、、」
「僕階段から落ちたわ」
自分が覚えている範囲で1日前のことを思い出した。
「今、なんもやることないし、ご飯食べよ!」
一人で晩ご飯を食べて、寝た。
次の日
僕は診察をして、また知らない間に寝ていた。
目を覚ますと、夕方だった。
「…学校、、」
「こういう時ってどうすればいいんだろ?、ていうか僕の家族は?」
誰かが入って来た。
僕の担任だった。
「あぁ!先生!、お久しぶりです!」
「元気そうでよかった…」
先生が悲しそうな表情でこちらを見つめる。なんでかは僕もわからない。
それから先生と色々なことを話した。
「それじゃぁ、時間だからもう帰りますね。」
「はい!、わざわざありがとうございました!」
次の日
「お母さん!」
「なかなか会えなくてごめんね」
「体は大丈夫なの?」
「うん!大丈夫!、てかなんで連絡もなんもしてくれなかったの?」
「ごめんね」
「…」
僕は何にも言えず、泣きそうだった。
「あ、あんた、すっかり変わったね」
「う、うん」
「…」
自分の性別が好きじゃなくてこの際、性別を変えた。
「ごめんね、お母さん迷惑かけて、、」
一週間後
「お、おはよう」
「!?え、、春ちゃん?」
「あはは、、可愛くないでしょ?」
「、、、そんなことないよ」
なにも言わず席につき、カバンを片付けた。
自分の性別が変わったことにはなにも思わなかった。
バカな自分だ。
それから、友達には色々からかわれたりした。
だから、僕はどんなに自分のこと嫌いでも負けたくない。

だいぶ長くなったが、僕の夢の話はこれで終わり。
この話を読んで嫌な気分になった人もいるだろう。
だが、僕はどんなに自分のことが好きになれなくても、君には強く前を向いて生きててほしい。
自分のことを、どんなに好きになれなくても。


12/25/2024, 10:16:19 AM