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本日のテーマ『バカみたい』
現世はお題のような内容で溢れている。
お金を稼いだら税金を払わないといけない。皆さんも払っていることだろう。でもなんだこれは?『バカみたい』だ。俺が払っている税金は一体どこに消えているんだ?道路か、それとも街灯か? 俺が馬鹿なので詳しくはわからないが金をとられているのだけは確かなので『バカみたい』だ。
バカだ。バカばっかりだ。バカみたいだ。

小さい頃は大人が賢く見えた。
でも自分が大人になってみると大人はバカばかりだ。そして俺も大人でバカだ。
小さい頃は変身ヒーローがバカみたいなくだらない野望を持っている悪の組織と戦う物語が大好きだった。俺もこの世界の悪を倒すのが夢だった。憧れだった。その為なら小学校を辞めてもいい覚悟すらあった。
だが俺は現実に負けて巨悪と戦うこともなく小学校を卒業した。中学校も、高校も、専門学校すら出た。
そして今、大人になった俺は三連休を利用してアマゾンプライムビデオで当時、熱中していた正義のヒーローの動画を見直し、熱く燃えていた。
世界は悪で満ちている。正す必要があった。誰が? 俺がだ。
俺は缶チューハイ500mlを飲み干し、いい具合に出来上がったタイミングで町のパトロールにでかけた。
手始めに近所のディスカウントストアに赴くと、おつまみのちくわと追加の酒をカゴに放り込んでレジの列に並んだ。
こういう時、どこを見ていいのかよく分からないので困る。前に並んでいる人の後頭部をジーっと眺めているのも不自然だし、かといってわけもなくきょろきょろしているのもみっともない。
なので俺は店に備え付けられている壁掛け時計を時間なんて特に気にしちゃいないのにボォっと見つめていた。
そうしてボーっと呆けていると、いつの間にかレジの順番が俺の番になっていた。
「次にお待ちのお客様どうぞ~!」とレジのお姉さんが声をかけてくれる。俺はハっと我に返って歩き出そうとした。その時、俺の後ろに並んでいたおじさんにドンっと背中を押された。
なぜそんなことをするのか。確かにボーっとしていた俺が全面的に悪いが、なにも押すことないじゃないか!触れることないじゃないか!!
世界は悪で満ちている……そう、満ちている……満ちているんだ……!
俺はちくわと缶チューハイ二缶が入ったレジ袋を無意味に振り回して怒り狂いながら家に帰宅した。

そしてどうしてもモヤモヤしたのでこうして文章に残して記載しておくことにした。
以上が今日の『バカみたい』な話の顛末だ。

3/22/2026, 10:49:30 AM