脳がとろけそうなくらい甘い部屋。
脳の疲れが和らぎ、甘い思い出が作れると聞いてやってきたのだが……。
まさかやらしいことじゃないだろうな?
まぁ、それはそれでいいけど。
「では、こちらのベッドの上で横になって下さい」
甘い香りがする女性店員に言われ、言われるがままベッドで横になる。
「失礼しますね〜」
目隠しをされ、真っ暗で何も見えなくなってしまう。
本当にやらしいことをするんじゃ……。
しばらくすると、鼻の近くで甘い香りがしてきた。
これは……。
「ショートケーキです。甘くて良い香りでしょう?」
「はい、美味しそうですね」
「次はこれです」
今度はチョコの香りがしてきた。
「チョコレートケーキですか」
「正解です。作りたてですよっ」
それからクッキーやマフィンなど、色んな甘い食べ物を嗅がされる。
こんなに嗅がされたら、食べたくなるじゃないか。
「ふふ、食べたくなってきました?では、会場へ案内しますね」
目隠しを外され、連れて行かれた場所は……色んなスイーツが並んだバイキング会場。
沢山の客が、スイーツを笑顔で食べている。
「脳がとろけるぐらい甘い物を沢山食べて、良い思い出を作って下さいね」
「は、はい!」
我慢が出来ず、小走りでスイーツの元へ向かう。
皿を取り、スイーツを沢山乗せ、思う存分甘い物を堪能した。
5/17/2026, 10:06:46 PM