『眠りにつく前に』
と聞いて
あなたならどちらを先に想像したでしょうか?
夜?、寝る前のこと?
それとも…
永遠に眠りにつく時のこと?
私は後者だ
普通の人ならきっと
いま、生きている実感がある人はきっと
前者なのだろう
けど
私は違うのだ
普通でもないし
いま、生きているという実感がない
悲観的に聞こえるだろうが
実はそうでもない
不幸すぎる人生なのは明らかだが
別にいま、ドン底にいるという実感もない
生きている意味とか
そういうのを考えるのももうやめた
けれど言うならば…「無」
感情がわからない
苦しめてきた色々なものを捨て
少しは幸せを感じるかと少しは思ったが
それもない
ただただ
毎日を繰り返す
意味のない、やりがえのない、
達成感のない日常を…
「みんなそんなもんだろ?」って思うでしょう?
でもね、私はそんな「仕方がない」という
感情を持ち合わせていないし、
端から見たら
「達成しているだろ?」と言われるのだが
当の本人にはその感覚がない、実感はない
結局は「無」がしっくりくる
頑張っても褒められることなく
もっと、もっと、もっと…
「がんばりなさい」と言われて生きてくると
達成しても、しても尚
達成に終わりがなくなる
だから「死」というものも怖くはない
何故か?
「死」という先にも達成感はないだろうし
死後の世界もまた続いていくのだろうという
私なりの解釈なのだ
きっとその先でも
「がんばりなさい」と
誰かに言われるのだろう
だから、
例え今の人生の『眠りにつく前に』
したいことも特にない
したいことはないが…
何かあるとするならば
ひとりでも多くの人の記憶に残りたい
それが例え私への
恨み妬み、嫉妬、憎悪であろうとも
私が生きていたという証として
多くの人の記憶になりたい
誰かの一番愛する人にはなれないから
せめて
誰かかしらの憎しみの相手であろうが
記憶に残って欲しい
そんな私はひねくれ者でしょうw!?
それでもね
自分では生きた心地がしないから
せめて誰かにとっての
生きた証でいい
私が『眠りにつく前に』
側に誰かはいてくれるだろうか?
別に孤独死は怖くはないのだけれど
最後くらい誰かに看取られる人生で終われたら
その時初めて「あー、私幸せだわ」
って想える気がするんだよね☆彡
11/2/2024, 8:36:15 PM