嗚呼、きっと僕が今見ている景色は夢なんだろうなあ。もう死んだはずの君が目の前で笑っている。君が今もその笑顔を見せてくれることが嬉しくて仕方ない。本当に君は変わらない。
その向日葵のように熱く輝いている笑顔は僕の心に光を灯してくれる唯一の存在だった。そんな君が居なくなったことによって僕の心は暗く塗りつぶされていた。
それから僕は友達の誘いも全て断り、食べ物は喉を通らなかった。辛かった。でもそれ以上に君は辛くて痛かったんだろう。
でも僕はこの夢が覚める前に君にありがとうを伝えたい。ごめんなさいを伝えたい。
「事故で死ぬはずだった僕を庇ってくれてありがとう。」って。
3/20/2024, 1:47:44 PM