「 綺麗だなあ」
たくさんの灯から離れた自然の中、寝そべって星空を見た。
街の中とは違って、信じられないほどのたくさんの星が輝いていた。
たくさんの宝石が散りばめているようだった。星彩ってことかな。
そういえば星の光って、光の速さで何光年も進んで、私たちを照らしているんだっけ。
光の速さ、なんだから、人間のスピードでは……。何億年何兆年?計算苦手だからわかんないや…
だから、今見えている星の光は、もっともっと昔に発せられた光。
そんな星々みたいに、明るくても暗くても、まわりを照らせるようになりたいな。
片手に握った、何でも残せてしまいそうな、透明なソーダを、星空に重ねる。
この可惜夜を、このソーダに収めてしまいたい。
お題 星空
7/5/2024, 2:02:13 PM