冬休みが近づいてくるのがボーナスタイムみたいでいつも浮き足だっていた。テレビをつければ、怒涛の音楽番組。当たり前みたいに3、4時間誰かが歌っている。今日まで聴いてきた音楽がまっすぐ響いて、私を包んでいく。やさしさだけで救えたらいいのに。やさしさだけでは届かないのに。それでも誰かのやさしさを信じて止まない。だから私は誰かのしあわせを願っていたい。ゆるりと流れる時間のなか、私はきっと宙に浮いていた。
12/29/2024, 8:07:56 AM