ひたむきに、ただひたすらに追いかけた。君は私の憧れだったから。だけどいつしか追い抜いて私が追いかけられる側になっていた。そう自覚した途端に何もかもがつまらなくなった。見なよ、今の私を。君としてはこんな私なんて許せないだろう?私は君の背中を追っている方が性に合ってるんだ。だからほら、早く追いかけてきなよ。立ち止まるなんて君らしくないだろう?……お願いだよ、起きてくれよ。目を開けなよ!私を一人にしないでくれ……!
6/21/2025, 12:38:19 PM