鏡に映る新しい顔を見て、栞菜は自然と笑みが溢れた。女になって初めて見せる笑顔は、自分に向けられている。女として生きると決めてから、幾つもの障害を乗り越えて手に入れた新たな人生。 男として生きた人生も決して悪かったわけでもない。ただ自分の気持ちに正直でありたいと思う気持ちも、強くなっていた。 そんな時に出会ったのが白石栞菜だった。彼女に出会わなけれは、人生を交換しようとは思い付かなかったと思う。 彼女は自分が思い描いていた理想の女性だったから・・・
2/8/2026, 1:08:17 PM