テーマ「初恋の日」
初めて、とは印象の割に幾らでもあるもので。
それが恋にしたって、選択肢というものが思い浮かぶ。
…因みに淫乱、淫売の類の話ではない。
いやまぁ、ひょっとしたらそう言う事なのかもしれないが、
実態としては、対象の話ということである。
詰まるところ、私にとって、
最も美しい恋しさは冬夜の満月であった。
凍てついた彼岸を思わせるようなわだつみを下にして
届かない頂から、その神聖を放射する。
あれを恵みというのだろうし、まさしく夜を支える一柱だと思われた。
定義の話に戻ると、だ。
私はあの夜を忘れない。
空を見る度思い出す。
相手が大きく高すぎる。
これだけ揃えば、良いではないかと、
思うのだけれど。
5/7/2026, 6:43:52 PM