港の公園のベンチに2人並んで腰を掛ける。観覧車の時計がもうすぐ21:00をまわろうとしている。ふいに、キミの指がボクの指を絡め取る。ボクはその手を逃がすまいと、少し強く握る。キミとボクの体温とさっきよりも汗ばむ感触が混ざり合う。今日一日、キミもボクと同じくらい純粋に「ヨコシマ」だったんだね。#26「今日の心模様」
4/23/2023, 4:49:29 PM