『特別な夜』
つらい……
つらい…………
情報の海に、溺れている私……
いや、私としてはまるで
その情報の海を
無理やり飲まされてるような
今はそんな風にさえ感じている……
私は1人
夜に逃げ出した
真っ暗な夜道
街灯が……数えられる程度
あてもなく歩く
……つもりだったけど
私の足は、自然と動く
ちょっとだけ遠くの自販機があるところまで
負のエネルギーを少しでも使いきるように
ただ足を動かしていく
ボタンだけが怪しく光る自販機
私が近づくのがわかると
明るく出迎えてくれた
スマホを取りだし、
ちょっと残高を気にしながら
温かいのを選んでいく
これで買えるようになったんだから
ほんとに便利になった
その温かさが
今はちょっと熱く感じた
ゆっくり口に運び、
やっと大きなため息を着けた
周りを気にしないようにしていても
周りの目はどこにもあって
なんなら下手すると
向こうから鑑賞してくるしまつ
……いい迷惑だった
今を生きる って言うのは
私にとっては
どんなに恵まれた環境に身を置いてても
自分の心にとっては
嗚咽が出るほど ベリーハードモード
……よし
これを飲み干したら
これから私は自己中になる
これにはそのチカラが宿ってる!
そう思い込みながら
残りをグッと飲みほす
ごちそうさま と
そっとゴミ箱に捨て、
まだ出し切れてないため息を
あと何回か零しながら
気の向くままに、家に戻ってく―――
今から私が、変われたらいいな
〜シロツメ ナナシ〜
1/22/2026, 1:31:34 AM