茶色くしなびた茎が仰ぐ 青は赤く山陵は朦朧と湿気った地面に水をやる 砂塵はぬかるみ延々と杭を刺し抜きあふれるがらんの空洞喉より絞る声は意味をなさずひたすらに叫ぶ鍬を持て 鋭き切先叫べ 叫べ 叫べ!雨など要らぬ 種など要らぬ泥水よ 洪水よ柵の外の荒廃よおまえの灼熱など知ったことか!
9/17/2023, 1:49:49 PM