「日常」
昨日と変わらない梅雨の日の薄日…
今が、刻々と刻まれて行っている。
大きな悲しみがあった日もあるけれど、
あなたと過ごした日々は何もかも、懐かしい。
大切な日々は宝物。
けれど、
過ぎ去って手が届かなくなるから宝物になるのだろうか?
…私は違うと思う。
たった今、この日々が宝物だと氣付いて、
刻々と、刻々と、
愛して行ければいい。そして、
宝物に氣付くための嵐をも愛し、
何ひとつ、要らないことなんか無かったと氣付く。
ありふれた心の下にある海を、その海流を感じている。
6/22/2024, 10:19:42 AM