「もしも世界が終わるなら」そんな問いかけが実現するのは、自分以外の世界が滅ぶ、という場合だけではないことを知った、あの夜の、星空。私が私の身体の耐用年数を知った、あの日の、焦げるような夕焼け。もしも世界が終わるなら。私は、そんな私だけの体験を、私が生きていたという証拠を、ただ、遺したい。いつか、どこかで、誰かが拾えるように。時の彼方、私が到底見られない未来。そこには、浪漫があるでしょ。
9/18/2025, 1:04:51 PM